台東区・浅草「浅草一文 本店」

台東区
【所在地】東京都台東区浅草3-12-6
【営業時間】月~金18:00~23:00、土日祝17:00~22:00

浅草に住む友人達と飲むことになり、以前行った時にねぎま鍋が大変おいしかった「一文」を再訪する。情緒溢れる築60年以上の一軒家の縄のれんをくぐると、土間にカウンターとテーブル席、小上がりが2か所。今回はテーブル席を予約した。最近、体が硬くなって座敷で長時間胡坐をかいているのがつらくなってきたからだ。寄る年波を感じつつ、最初のホッピーを注文する。

お店オリジナルのグラスに上品な量のナカ。

かちわりの氷が途中でつまって、ナカに届いていないのがおかしい。

この日はコースを予約していたので、青大豆のざる豆腐や一文しゅうまいといった名物料理が次々と出てくる。それらを片付けたら、いよいよメインのねぎま鍋の登場だ。おっと、その前にナカを追加投入。

ねぎま鍋はその名の通り、千寿ネギとまぐろのトロを濃い色の出汁で煮て食べる、江戸発祥の料理。本マグロにグレードアップすることもできるが、レギュラーのメバチマグロで十分うまい。煮る前のマグロは筋が多くてとても食べられなそうに見えるが、火を通すことでこの筋の部分がとろけてとてもいい脂になる。その脂を吸ったネギがまたおいしい。2人前追加を頼んで、〆のうどんと最中アイスまでいただいて、大満足で店を出る。

普段着で行く大衆居酒屋も大好きだが、こと浅草ではこういった趣向を凝らしたお店に入るのも一興だと思う。今度は昭和の香り漂う洋食の名店にもトライしてみよう。

ホッピーDATA

  • 価格: セット500円、ナカ200円
  • グラス: オリジナルロゴ入りグラス
  • 氷: カチワリ
  • 焼酎の銘柄: 不明
  • 硬さ: やや薄め
  • ナカ: 都度新しいグラスで提供
  • マドラー: あり。金属製

コメント