【所在地】東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスアネックス3F
【営業時間】月~金11:30~15:00、17:00~23:00 土日祝15:00~22:00
御茶ノ水駅をニコライ堂側に降りると左手にそびえるのが、複合施設のソラシティ。そのソラシティに沿って裏手に進むと同じくらい大きな新しいビル、ワテラスが見えてくる。飲食店が入っているワテラスアネックスの3階にあるのが「羊肉酒場0,19 ワテラス店」だ。東京純豆腐などを展開しているビーンズワンカンパニーの外食ブランドのひとつ。木の質感を生かした店内は一見するとこじゃれたカフェのような佇まいだが、ここはホッピー飲みの穴場と言えるかもしれない。
まずは、ホッピーロゴ入りジョッキで供される三冷ホッピーからスタート。20度の金宮用の★マークをわずかに超える量の焼酎も含め、限りなく正統派のホッピーだ。こんな現代的なビルの中で三冷が飲めるとは思わなかった。
店内はキッチンに面したカウンターとテーブル席で構成。カウンターが空いていれば、一人飲みもまったく問題なさそう。メニューにはこれでもかというくらい、羊肉の創作料理が並ぶ一方で、正統派ラムチョップもちゃんとある。
さて、1セットを飲み干したところで、次はシャリキンセットをいってみよう。ここのシャリキンセットは、凍らせたシャリキンパウチがそのままジョッキに入ってくるという斬新なスタイル。自分でパウチを開けて、凍った金宮をシャリシャリいわせながらジョッキに入れる。一滴もこぼさないよう、細心の注意を払う貧乏性だ。
最高だ。最&高といってもいい。柔らかく肉汁たっぷりのラム串を、キンキンのホッピーで流し込む。至福の時とはまさにこのこと。
冒頭、ここを「ホッピーの穴場」と呼んだ。およそホッピーのイメージからは遠い環境での邂逅だったからだが、このメニューを見れば、さらにこのお店の気合いがお分かりいただけるだろうか。店長が「自分がホッピー好きだから」と笑っていたが、ここまで様々なシャリキンの飲み方を提案してくる店は、いまだかつて見たことがない。シャリキンコークくらいは理解できるが、シャリキンナタデココってなんだよ。ちなみにかつて牛乳酎に凝った時期があるので、シャリキンミルクとシャリキンコーヒーミルクは意外と悪くないはず、と言っておく。
ホッピーDATA
- 価格: 三冷セット590円、ナカ220円
- グラス: ホッピーロゴ入りジョッキ。冷凍
- 氷: 頼んだセットによる
- 焼酎の銘柄: 金宮
- 硬さ: 普通
- ナカ: 頼んだセットによる
- マドラー: あり。プラスチック製
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