中央区・銀座「しのだ家」

中央区
【所在地】東京都中央区銀座2-12-6
【営業時間】月~土17:00~01:00、日祝16:00~00:00(不定休、月3~4日)

【所在地】東京都中央区銀座2-12-6 【営業時間】月~土17:00~01:00、日祝16:00~00:00(不定休、月3~4日)

東銀座から昭和通りを宝町方面に歩き、クロネコヤマトの大きな看板が見えたら右の路地へ。一筋裏手に「Shinorinの台所 しのだ家」の赤い看板が見えてくる。女性オーナーのしのさん(古くからの常連さんにはしのりんと呼ぶ方も。それで「Shinorinの台所」)が切り盛りする、この界隈の人気店だ。ウッディな内装と入口左手にあるワインセラーからぱっと見はワインバルのようだが、ここには銀座界隈で最高といえるホッピーがある。

カウンターに座って黒のセットを注文する。目の前に貼ってある、しのさん手書きの季節メニューやおすすめの日本酒銘柄など眺めているうちにホッピー到着。供されたシンプルなタンブラーは、キンキンに凍らされた状態で、そこに控えめな氷と焼酎が入っている。写真ではタバコとの比較で焼酎が少ないように感じられるが、これがソト1ナカ3のペースで割ると実にいい塩梅なのだ。ほぼ日替わりのお通しもおいしいので、いつもそれだけで一杯目を飲んでしまう。

お代わりのナカを注文、グラスを渡して氷と焼酎を追加してもらう。

これ、この割合。悪酔いしそうな硬さではなく、とはいえしっかりとアルコールのコクも感じられる。ここで飲むたびに、黒ホッピーの本来のおいしさに気づいて軽く驚く。

しのさんが作る料理の素晴らしさについては、他の方がたくさん書いておられるので割愛する。ただ「何を頼んでも、出てくる料理すべてがうまい」という言葉は、この店のためにあるのではないかと本気で思っている。

最近は外から覗いても満席のことが多くてふらっとお邪魔する機会は減ってしまったが、それだけにたまたまカウンターが空いているのに気づくと、とてもうれしくなる。本当にいつまでも続いてほしい、とっておきの店である。

ホッピーDATA

  • 価格: セット500円、ナカ200円
  • グラス: お店のタンブラー、冷凍
  • 氷: かち割り氷
  • 焼酎の銘柄: 金宮
  • 硬さ: やや硬め
  • ナカ: 同じグラスに氷と焼酎を追加
  • マドラー: なし

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